2005年07月26日
電波的な彼女 〜幸福ゲーム〜 評価 10/10 とてもオススメ

貴方とは、前世で知り合ったのです。いきなり、彼女にそう告白されて、身も心もあなたの奴隷ですと宣言されたら?そして、そんな電波な彼女が頭脳明晰だったら?電波で一途な乙女『墜花雨(おちばな・あめ)』と優柔不断な主人公が送る蝶電波だけど、引き込まれるミステリー作品第3段
今回は、雨の雨らしい、忠実な下僕(しもべ)なんだけど、恋する乙女的な何かが、いや、忠実そのものな、下僕(しもべ)っぷりが大満足。
『どうか、このわたしにご命令下さい。それさえいただければ、わたしはどんなことでもしてみせましょう』(本文より雨のセリフ)
このライトノベルの特徴
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ハーレム どんでんがえしあらすじ
ふつう、電波少女というとイタイ感じがありますが〜
この少女はある日突然・・・
「我が心はあなたの領土
我が心はあなたの奴隷
我が王、柔沢ジュウ様、
あなたに永遠の忠誠を誓います」(本文&帯より抜粋)
なんてことを言ってくれちゃったりします。
しかも、前世からのつながりだと!!。
そんな、電波+純愛な、墜花雨が送るミステリー小説第3段。今回は、主人公が痴漢と間違われることから始まります。不幸になりかけた、主人公を助けた少女。今度はその少女が、あこがれの先輩との仲を、誰かに邪魔されて・・・挙げ句の果てには、男子生徒にボコられて・・・。不幸が不幸を呼び、みんなが不幸になってく。街は、幸福つぶしというものが流行っているらしい。
墜花雨は最初は、無視しているが、主人公がそれに巻き込まれ、調査を決意するやいなや、事件をおそるべきはやさで解決する。盲目で電波な墜花雨を楽しめ!
読みどころ
名セリフ
本シリーズでは、1巻で1回は雨が名ぜりふを言います。今回もいいですよ
どうか、このわたしにご命令下さい。それさえいただければ、わたしはどんなことでもしてみせましょう』
なんか、Hにも聞こえるセリフですが・・・この後に続くのが・・・
主人公『御意』
雨『御意』
雨『あの見苦しい者たちを、成敗して参ります』
物語後半の、キメゼリフなのですが、乙女というよりは、まさに、主人に仕える騎士(ナイト)の雨。読み応え有
どんでんがえし
本作は、単なる電波本ではございません。ミステリーとしても読み応え十分。そして、ラストのどんでんがえしは、あっと驚く面白さ。これを読まなくて何を読む
敵も電波
当然、電波なのは、ヒロインの雨だけでなく、ほかのキャラもそうとう強い電波持ち。
感想
1巻は、絶賛オススメで。いや、こういう彼女なら電波でも欲しい!!と思わせる1冊でした。盲目的をとおりこして、電波まで行ってしまったヒロイン萌え
しかし、2巻で、キャラが増えたりして、話しが薄くなってしまい、3巻はどうなるものかと心配していたのですが、盛り返して、1巻を彷彿させる面白さ。とくに、最後付近の、どんでんがえしはもう、ヤラレタ。月並みと言えば月並みですが、ここまで、引きつけられる本はめずらしい。
まだ呼んでない人はぜひ、1巻から読んでくれ。読んでる人は、絶対買いの1冊!
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レビログ
作者::片山憲太郎シリーズ::電波的な彼女
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この記事へのコメント
3巻の名セリフだと、雪姫の「あきらめろ、私たちに出会ったことが君の不運の尽きさ」というのも好きですね。エントリ中で気になったんですが、「読みどころ」のところでジュウのセリフまで「御意」になってますよ。あとあらすじの「我が心はあなたの領土〜のところは「我が身はあなたの領土〜だったと思います。
ただ、雨さんとジュウ君の本当の出会いや、彼女がいわゆる「電波」を装うに至った事情(電波「系」じゃなく、あくまで「的」なんですね)についての種明かしが、初巻でされてしまったのはいささか残念な気がします。核心に関わる部分なので、最終巻までとっておいてほしかったんですが。
まあ、続巻が出る予定がなかったのなら、それも仕方がありませんが。
拙文で長々と、失礼いたしました。




