2005年05月22日
煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY 評価 9/10 とてもオススメ
煉獄のエスクード RAINY DAY & DAY帯に日本一ライトノベルを売る男のキャッチがあるが、あながちそれも嘘じゃない!?あの12月のベロニカの作者が送る第3作目
今回も、涙無くては語れない、感動の一作となってます。独特の無情感というか、悲壮感がこの作者独特でとてもオススメです。
あらすじ
「彼女は殺させない」「見事な腕前だ」
「だが剣技だけだ。人を殺したことはあるまい」
「彼女を殺すというのなら、まずあんたを殺す!」
「無理だな、二重の意味で」
「何だと!」
「お前は子供なのだ。今まで何一つとして自分の意志で決めたことなど無いのだろう。非難はしない。その年では無理もないことだ」
「違うっ。僕はこの道を自分で選んだんだ。戦うことも、彼女を守ることも・・・・・・」
「お前はいま境界線上に立ち、まったく別の世界に踏み込もうとしている」
「わたしと同じ世界にくるか、ボウヤ?」
煉獄というタイトルに相応しく、悲壮で救われない
だけれども、希望が残された。そんな、ほろ苦いストーリ
本編:プロローグより抜粋して引用
悪かったところ
良くも悪くも、悲壮なところ。そして、その悲しい未来が予測できてしまうところ。 安心して読めるとも言えるが、悲しい未来が予測できてしまうともいえる。
今回は、長編が予定されている中の1話らしく、希望のある(先に続く)終わり方になってるとはいえ なんだろう、この切なさは・・・いやな予想が現実になってしまうのはちょっと悲しい
ページ数の関係かラストの展開が少し急すぎる。もうすこしページ数を使って、いろいろな要素を 盛り込んで欲しかったが、ラストを間延びさせないためにはこのぐらいがちょうど良いのかもしれない。 微妙
良かったところ
相変わらず、話がうまい。サクサクと進む話の展開。そして、長編といいつつもきちんと一話完結している。
一冊の文庫として、ほぼ完璧な構成と入っても良い。その副作用で、話がうまく作ってあるせいで先が読めてしまうのが
唯一痛いところこの作者特有の世界観。世界はハッピーエンドだけではなく、その裏で犠牲になってる人がいる。 という部分を鮮明に描いた悲壮感・せつなさは、相変わらずバツグンに良い
ちかごろの、ハッピーエンドだけの、ドタバタ物語に飽きたという人はこういう本を読んでみると良いと思う
あぁ、きっと、悲しい結末が待っているんだなと、涙の準備をしながら読む1ページ1ページは またひと味違った感動がある。
作品イメージ
| 感動 | 涙 | |||
| シティ物 | ||||
| シリアス | 魔法の世界 | 剣の世界 | ||
| シリーズ |
色説明
■とくにこの作品によくマッチしている。
■まぁ、あるていどこの作品にマッチしている。
■あまり、関係ない
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